日本画初心者さん 描き方 胡粉を溶こう
今回は、日本画をやり始めると何回もやることになる、
胡粉の絵具を作ります。
さあ、レッツら胡粉・・・。
※このページでは最初からサラサラな胡粉を使用していますが、
小さな塊状の胡粉を使用する場合は、
使う前に乳鉢ですりつぶしてから使ってください。
胡粉をお皿に適量いれて、ほんの少し膠をいれて混ぜます。
混ぜて粉っぽいようなら、さらに少しずつ膠を足します。
なんだかまとまって、団子がつくれそうなら成功です。
ペースト状になってしまったら、胡粉を少し足して団子をつくってください。
ついでですが、
胡粉がこびりついたお皿をきれいにしながら胡粉をまとめると楽です。
この胡粉団子が大きければ、お皿に投げて100回叩きつけるのですが
(皿から10㎝くらい離れたところから皿に叩きつけます。
小さな胡粉団子ですので、指にくっつけてお皿に叩きつけるといいますか、
ぺちぺちします。
100回叩きつけるのは、胡粉と膠をなじませるためらしいです。
100回叩きつけたら、胡粉団子をお皿に貼り付けます。
指で動かしてもちょっとのことでは取れないぐらいしっかり貼り付けましょう。
貼り付けたら、水を入れて胡粉を指のはらでなでて溶かしていきます。
このときに貼り付けが甘いと胡粉が移動してやりにくいです。
膠ほど慎重ではなくてもよいですが、
水も一度にどばっと入れると薄い胡粉ができるので、
様子を見ながら入れてください。
水が胡粉と混ざり、もったりして筆につけても描きにくそうな感じがしたら、
水を足したほうがよいです。
また、膠が足りないときもありますので、何滴か足してもよいかもです。
そして、水で薄めるほど膠を足す必要があります。
胡粉のかたまりが無くなったら終了です。
ついでですが、最初のうちにお皿についた胡粉を水でなでてきれいにするか、
新しいお皿に胡粉団子を移動してから水を足すと胡粉カスが入らなくてよいですよ。
今回は、モチモチ&ピトピトして楽しい?胡粉の溶き方を紹介しました!
ではではー。